パイナップル果実エキスの美容効果① 保湿・セラミド産生促進作用

植物由来のセラミド(グルコシルセラミド)が肌の保湿性を高める素材として注目されており、化粧品素材だけでなく、食品素材としても認知度が高まっています。
パイナップルの果実から開発されたグルコシルセラミド食品素材の肌に対する有用性について報告されています。

ヒトの表皮の主要な細胞である表皮角化細胞にパイナップル果実由来グルコシルセラミド食品素材を添加し培養することによるアクアポリン3(AQP3)およびHAS3の遺伝子発現促進作用を評価しています。

AQP3は皮膚の保湿や創傷治癒に密接に関わる遺伝子であり、この遺伝子が欠損したマウスは皮膚乾燥の症状を発現します。
HAS3は表皮におけるヒアルロン酸の合成に関わる遺伝子であり、ヒアルロン酸は水分保持、弾力性維持、細胞の移動や分化、増殖など多様な役割を担っています。


引用:粧技誌

監修

江口  文陽
江口  文陽教授
1965年群馬県生まれ、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。同大学院指導教授

出身学校
1984年04月 - 1988年03月 東京農業大学 農学部 林学科(林産学コース) 卒業

取得学位
東京農業大学 - 博士(林学)

学内職務経歴
2012年04月 - 継続中 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授
2016年04月 - 継続中 東京農業大学 (その他の組織) 東京農業大学「食と農」の博物館 館長

所属学会・委員会 等
1985年04月 - 継続中 日本木材学会
1988年06月 - 継続中 日本きのこ学会
1995年04月 - 継続中 日本炎症再生医学会
1995年04月 - 継続中 日本農芸化学会
1995年05月 - 継続中 応用薬理研究会