グルコシルセラミドについて ④

生成について

セラミドは皮膚構造の中で主に表皮を構成する細胞であるケラチノサイトから産生されています。

ケラチノサイトは表皮の大部分を占め、最下層である基底層で分裂を繰り返しながら性状を変え有棘層・顆粒総・角層を形成している細胞です。
セラミドのみならず、脂肪酸やコレステロールなど多様な物質を産生し、保湿・抗菌・解毒機能を備えた脂質多層膜(ラメラ)構造を形成しています。

ケラチノサイトは多様な構造のセラミドを産生していることが知られており、
これらは上記の皮膚の透過バリア機能として働く他、免疫機構へのメディエーター(情報伝達)機能を持っていることが発表されています。

ケラチノサイトの形状

引用:生化学

グルコシルセラミドについて ③

生成について

グルコシルセラミドは、哺乳動物の全ての細胞に含まれています。
生成は細胞の中、ゴルジ体と呼ばれる器官の膜上で行われています。

ゴルジ体の膜にはグルコース転移酵素があり、小胞体で作られ運ばれてきたセラミドと細胞に取り込まれたグルコースを材料としてグルコシルセラミドを合成しています。

グルコシルセラミドの生合成