そもそもセラミドって

肌の表面は角質で覆われています。角質は表皮細胞が死滅し層になったもので、この角質どうしを結合させているのがセラミドと呼ばれる脂質です。セラミドは脂質すなわち油ですが、水を抱え込む性質を持っています。
セラミドは肌のバリア機能や水分量の保持に重要な役割をはたしています。
昨今では、工業的に抽出や合成されたセラミドを美容ドリンクとして摂取する、美容液として塗布することによっても肌の機能性を改善することができることが研究結果により得られています。

植物由来グルコシルセラミドとパイナップルセラミド

人の肌では7種類のセラミドが知られていますが、さらに分子構造の違いで多くの種類が存在します。
セラミドに糖(グルコース)が結合したものがグルコシルセラミドとされ、米やトウモロコシ、大豆、コンニャク芋などの植物から抽出されたものを植物性グルコシルセラミドと呼びます。
植物性セラミドは低刺激で肌の保湿性を高める素材として認知度を高めていますが、私共は加えて美白効果を有することが示唆されているパイナップル果実由来のセラミドであるパイナップルセラミドに注目しました。

図1  パイナップル由来の主要なグルコシルセラミド構造