臨床試験 パイナップルセラミドの美肌効果②

製品化されたパイナップルセラミド含有ソフトカプセルの美容効果を検証するための臨床試験が行われています。
肌の水分量およびバリア機能の向上効果の検討(パイナップルセラミドの美肌効果①)に引き続き、メラニン量と色差計を使用した肌の明るさについての検討結果が報告されています。

パイナップルセラミド含有ソフトカプセル摂取群がプラセボソフトカプセル摂取群と比較して、メラニン量が有意に減少し、肌が明るくなる(L*値が上昇)という結果が得られています。

植物由来のセラミドが含まれる製品、具体的にはパイナップルセラミド含有ソフトカプセルに関する臨床試験が実施され、その美容効果が注目されています。以前に行われた試験では、肌の水分量とバリア機能の向上が確認されました(『パイナップルセラミドの美肌効果①』)。今回の報告では、肌の明るさに焦点を当て、メラニン量および色差計を使用した評価が行われました。

実際の検証結果では、パイナップルセラミド含有ソフトカプセルを摂取した群とプラセボソフトカプセルを摂取した群を比較した結果、メラニン量が有意に減少し、肌の明るさが向上したことが明らかになりました。これはL*値が上昇したことによって示され、より輝きのある肌を実現する効果が得られたことを示唆しています。

この試験結果は、パイナップルセラミドが肌の明るさに寄与することを実証しており、美容やスキンケアに興味を抱く方々にとって興味深いものとなっています。植物由来のセラミドが製品内に効果的に配合され、肌のトーンを均一化する可能性が期待されます。これにより、日常的なケアにおいて、より明るく輝く肌を手に入れる一助となるでしょう。

この報告は、パイナップルセラミド含有ソフトカプセルの美容効果を裏付ける重要なデータを提供しています。特に、メラニン量の減少と肌の明るさ向上に焦点を当て、それがL*値の上昇で示されたことが強調されています。これにより、読者は製品の効果をより具体的に理解し、美容における選択肢として考慮する際の重要な情報を手にすることができます。

引用:FOOD STYLE21

監修

江口  文陽
江口  文陽教授
1965年群馬県生まれ、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。同大学院指導教授、2021年4月より東京農業大学学長に就任

出身学校
1984年04月 - 1988年03月 東京農業大学 農学部 林学科(林産学コース) 卒業

取得学位
東京農業大学 - 博士(林学)

学内職務経歴
2012年04月 - 継続中 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授
2016年04月 - 継続中 東京農業大学 (その他の組織) 東京農業大学「食と農」の博物館 館長
2021年04月 - 継続中 東京農業大学 学長

所属学会・委員会 等
1985年04月 - 継続中 日本木材学会
1988年06月 - 継続中 日本きのこ学会
1995年04月 - 継続中 日本炎症再生医学会
1995年04月 - 継続中 日本農芸化学会
1995年05月 - 継続中 応用薬理研究会