ヘアレスマウスを用いた研究-1
マグネシウム欠乏飼料(HR-AD)を給餌することでアトピー性皮膚炎を誘発させてたヘアレスマウスにグルコシルセラミド混合飼料を与えたところ、通常飼料摂取のマウスに比べ回復時期が早まるという結果が得られたことからグルコシルセラミドの摂取が皮膚バリア機能を向上させる可能性が示されています。
【経表皮水分蒸散量】
皮膚バリアの回復指標として用いられています。
経表皮水分蒸散量は肌の角層を通して蒸発する水分量のことを言い、バリア機能が低下した皮膚からは水分の発散が多くなることから、測定値の低下がバリア機能の向上・回復を意味しています。
引用:明治大学農学部研究報告