パイナップル果実エキスの美容効果 作用機序①-2

パイナップルセラミドの機能性

グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスの摂取および、肌への塗布による美容効果の作用機序について報告されています。

〈グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスによる
                     肌バリア機能の改善作用〉

摂取されたグルコシルセラミドは消化の過程でセラミドに分解され、リンパ液をめぐり、皮膚に作用すると考えられています。
また、グルコシルセラミドを肌に塗布することで、角質浸透し、β‐グルコセレブロシダーゼにより分解され角質中のセラミド源となることが確認されています。

パイナップル果実エキスの美容効果 作用機序①-2

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果 作用機序①-1

グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスの美容効果について検討がされています。
多角的な検討から、グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスには大きく分けてバリア機能改善作用と美白作用の2つの美容効果が認められました。

研究により示された各作用の作用機序について報告されています。

〈グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスによる肌バリア機能の改善作用〉

ヒトの細胞(表皮角化細胞)を用いた遺伝子発現の研究から、グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスの処方により、セリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)という酵素の産生を指示するmRNAの発現が亢進され、セラミドの合成がより進むことが確認されました。
合成されたセラミドは肌のバリア機能に関与することになります。


引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑦(5/5)

グルコシルセラミド配合製剤を塗布することに加え、同時に摂取することで紫外線照射惹起色素沈着部位の美白作用の向上が見られるかについても検証されています。

グルコシルセラミド配合製剤の塗布期間にグルコシルセラミド配合製剤とグルコシルセラミド無配合(プラセボ)製剤を摂取した場合のメラニン量低下について改善効果の報告がされています。

メラニン量(%)=A / B ×100

 A:各試験日のメラニン量
 B:試験0日目のメラニン量

グルコシルセラミド配合製剤(外用剤)の塗布期間中に、グルコシルセラミド配合製剤(内服剤)の摂取を行った時のメラニン量低下率の検討
グルコシルセラミド配合製剤(外用剤)の塗布期間中に、
グルコシルセラミド配合製剤(内服剤)の摂取を行った時のメラニン量低下率の検討

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑦(4/5)

グルコシルセラミド配合製剤を塗布することに加え、同時に摂取することで紫外線照射惹起色素沈着部位の美白作用の向上が見られるかについても検証されています。

グルコシルセラミド配合製剤の塗布期間にグルコシルセラミド配合製剤とグルコシルセラミド無配合(プラセボ)製剤を摂取した場合の肌の明るさ(L*値)の改善効果の報告がされています。

測定機器:CM-700d Spectrophotometer(コニカミノルタ社)

内外美容効果 美白作用の相乗効果の検討イメージ
グルコシルセラミド配合製剤(外用剤)の塗布期間中に、グルコシルセラミド配合製剤(内服剤)の摂取を行った時の肌の明るさ(⊿L値)の検討

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑦(3/5)

グルコシルセラミド配合製剤を摂取することに加え、同時に塗布することで紫外線照射惹起色素沈着部位の美白作用の向上が見られるかについて検証しています。

グルコシルセラミド配合製剤の摂取期間にグルコシルセラミド配合製剤とグルコシルセラミド無配合(プラセボ)製剤を摂取した際の肌の明るさ(L*値)の改善効果の報告がされています。

内外美容効果 美白作用の相乗効果の検討イメージ
グルコシルセラミド配合製剤(内服剤)の摂取期間中に、グルコシルセラミド配合製剤(外用剤)の塗布を
行った時の肌の明るさ(⊿L値)の検討
測定機器:CM-700d Spectrophotometer(コニカミノルタ社)

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑦(2/5)

グルコシルセラミド配合製剤を摂取することに加え、同時に塗布することで紫外線照射惹起色素沈着部位の美白作用の向上が見られるかについて検証しています。

グルコシルセラミド配合製剤の摂取期間にグルコシルセラミド配合製剤とグルコシルセラミド無配合(プラセボ)製剤を摂取した際の肌の明るさ(L*値)の改善効果の報告がされています。

内外美容効果 美白作用の相乗効果の検討イメージ
グルコシルセラミド配合製剤(内服剤)の摂取期間中に、グルコシルセラミド配合製剤(外用剤)の塗布を行った時の肌の明るさ(⊿L値)の検討
測定機器:CM-700d Spectrophotometer(コニカミノルタ社)

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑦(1/5)

パイナップル由来グルコシルセラミド配合製剤の美白作用については他臨床試験の結果から、摂取することで肌のメラニン量が減少し、肌の明るさが向上することが確認されています。

本研究ではグルコシルセラミド配合製剤を摂取することに加え、同時に塗布することで紫外線照射惹起色素沈着部位の美白作用の向上が見られるかについて検証しています。

検証方法
被験者 健常男性10名
被験部位 上腕内側
処置 グルコシルセラミド配合製剤・グルコシルセラミド無配合製剤
経口摂取 紫外線照射7日前から照射後28日まで37日間
塗布   紫外線照射後28日間
評価方法 色素沈着部位のメラニン量・L*値
測定時期 紫外線照射前・照射後 7 ・ 14 ・ 21 ・ 28日(5ポイント)
内外美容効果美白作用の相乗効果の検討

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑥ 肌荒れ改善効果(3/3)

人為的な肌荒れに対するグルコシルセラミド配合製剤の塗布による改善効果を角層中のセラミド量の回復から評価しています。

被験部位から角層を採取し、採取した角層からセラミドを抽出し重量を測定します。

肌荒れ惹起前の角層中のセラミド量を100%として、惹起28日後のセラミド量から回復率算出し、グルコシルセラミド配合製剤を処置した場合と無配合製剤を処置した場合とで比較します。

被験部位にグルコシルセラミド配合製剤を処置した群では無配合製剤を塗布した群と比べ、28日後のセラミド回復率が有意に上昇する結果が得られました。

肌荒れ改善効果3イメージ

引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑥ 肌荒れ改善効果(2/3)

人為的な肌荒れに対するグルコシルセラミド配合製剤の塗布による改善効果を水分蒸散量を測定することで評価しています。

肌荒れ惹起前の蒸散量(TEWL値)を100%として、試験開始1,7,14,21,28日目の蒸散量の変化率(TEWL%) を算出しています。

SDS処理1日後で水分蒸散量は著しく増加しますが、グルコシルセラミド配合製剤を塗布した群では無配合製剤を塗布した群と比べ、すべての試験日で水分蒸散量が低下する傾向が見られ、特に14日後の水分蒸散量は有意に低下する結果が得られました。


引用:粧技誌

パイナップル果実エキスの美容効果⑥ 肌荒れ改善効果(1/3)

パイナップル果実由来グルコシルセラミドの肌荒れ改善効果が報告されています。
臨床試験にて人為的に肌荒れを惹起した後、肌荒れ箇所にグルコシルセラミド配合製剤を塗布し、水分蒸散量および角層セラミド量を測定比較することで検討を行っています。

試験条件
 対象者 : 健常者11名(男性5名、女性6名、平均年齢33±7歳)

 肌荒れの惹起方法 :
  前腕内側部2.0×3.5cm角に5%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)水溶液1mlを30min貼付

 処置 :
  パイナップル果実由来グルコシルセラミド2%配合製剤(対照:無配合製剤)
  1日2回、28日間の連続塗布

 評価:
  水分蒸散量 測定ポイント 肌荒れ惹起前、処置1、7、14、21、28日後の6点
  セラミド量 肌荒れ惹起前、処置28日目

水分蒸散量検討結果 ⇒ (2/3) セラミド量検討結果 ⇒ (3/3)


引用:粧技誌