グルコシルセラミドについて ⑤

バリア機能とラメラ構造

人の皮膚は外界からの微生物や化学物質、紫外線など様々なストレスから生体を保護しています。
その皮膚の中でも最も重要な機能を担っているのが、表皮の最も外側のわずか20μm程の厚さの角層です。

角層は成熟した角質細胞が何層にも重なった層板構造をしており、その隙間をセラミドを主成分とした細胞間脂質がセメントのように満たしているラメラ構造を形成しています。

セラミドは親水性部分と疎水性の両親媒性を持ち、親水性部分に水を保持することができます。これにより角質細胞の結合だけでなく、肌荒れ等乾燥を防ぐ保湿効果など、バリア機能に重要な役割をはたしています。

バリア機能とラメラ構造

引用:生化学

監修

江口  文陽
江口  文陽教授
1965年群馬県生まれ、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。同大学院指導教授

出身学校
1984年04月 - 1988年03月 東京農業大学 農学部 林学科(林産学コース) 卒業

取得学位
東京農業大学 - 博士(林学)

学内職務経歴
2012年04月 - 継続中 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授
2016年04月 - 継続中 東京農業大学 (その他の組織) 東京農業大学「食と農」の博物館 館長

所属学会・委員会 等
1985年04月 - 継続中 日本木材学会
1988年06月 - 継続中 日本きのこ学会
1995年04月 - 継続中 日本炎症再生医学会
1995年04月 - 継続中 日本農芸化学会
1995年05月 - 継続中 応用薬理研究会