ヘアレスマウスを用いた研究-1
マグネシウム欠乏飼料(HR-AD)を給餌することでアトピー性皮膚炎を誘発させてたヘアレスマウスにグルコシルセラミド混合飼料を与えたところ、通常飼料摂取のマウスに比べ回復時期が早まるという結果が得られたことからグルコシルセラミドの摂取が皮膚バリア機能を向上させる可能性が示されています。
【経表皮水分蒸散量】
皮膚バリアの回復指標として用いられています。
経表皮水分蒸散量は肌の角層を通して蒸発する水分量のことを言い、バリア機能が低下した皮膚からは水分の発散が多くなることから、測定値の低下がバリア機能の向上・回復を意味しています。
引用:明治大学農学部研究報告
監修

- 教授
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1965年群馬県生まれ、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。同大学院指導教授、2021年4月より東京農業大学学長に就任
出身学校
1984年04月 - 1988年03月 東京農業大学 農学部 林学科(林産学コース) 卒業
取得学位
東京農業大学 - 博士(林学)
学内職務経歴
2012年04月 - 継続中 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授
2016年04月 - 継続中 東京農業大学 (その他の組織) 東京農業大学「食と農」の博物館 館長
2021年04月 - 継続中 東京農業大学 学長
所属学会・委員会 等
1985年04月 - 継続中 日本木材学会
1988年06月 - 継続中 日本きのこ学会
1995年04月 - 継続中 日本炎症再生医学会
1995年04月 - 継続中 日本農芸化学会
1995年05月 - 継続中 応用薬理研究会