真皮をターゲットにした機能性①(in vitro機能性の検討)

真皮をターゲットにした機能性①(in vitro機能性の検討)

表皮と同様に、真皮組織においても皮膚の恒常性は外的・内的要因により低下し生理的機能のバランスは徐々に崩れていきます。 真皮においては、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン等の細胞外マトリック

肌構造をターゲットにした機能性(in vitro※機能性の検討)

肌構造をターゲットにした機能性(in vitro※機能性の検討)

ヒトの肌は表皮と真皮で構成されており、これらを繋ぎ止める役割を担っている結合組織があります。 この結合組織は細胞外マトリックスおよび基底膜とも呼ばれ、主要な成分はコラーゲンや糖、タンパク質か

表皮をターゲットにした機能性②(in vitro機能性の検討)

表皮をターゲットにした機能性②(in vitro機能性の検討)

ヒトの表皮は様々な物質が細胞の間を通り抜けることを防ぐために細胞同士が結合しており、この構造をタイトジャンクションと呼びます。 このタイトジャンクションを構成するたんぱく質であるオクルディン

表皮をターゲットにした機能性①(in vitro機能性の検討)

表皮をターゲットにした機能性①(in vitro機能性の検討)

表皮は生体と外界の境界に存在し、水分の蒸散を防ぎ、生命を維持するという生理的機能を有しています。しかし、加齢に伴う内的要因(内分泌、栄養、免疫系、酸化など)や種々の外的要因によりその生理的機

肌の透明感・くすみに対する機能性②(in vitro※機能性の検討)

肌の透明感・くすみに対する機能性②(in vitro※機能性の検討)

タンパク糖化最終生成物(AGEs)による糖化ストレスが肌の色調に大きな影響を与えることが知られており、特に真皮のタンパクであるコラーゲンやエラスチンの糖化は、皮膚の硬化やシワのみならず黄ぐす

肌の透明感・くすみに対する機能性①(in vitro※機能性の検討)

肌の透明感・くすみに対する機能性①(in vitro※機能性の検討)

肌の透明感喪失の原因は、角層の主成分であるケラチンがカルボニル化を起こし、線維構造が変質することで光の透過率が減少することであるとされています。 パイナップルセラミドの角層タンパクカルボニル

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乾燥肌モデルマウスを用いた皮膚機能改善効果の検討(3)

乾燥肌を発症させたマウス、パイナップルセラミドを与え乾燥肌の発症を抑えたマウス、それぞれの皮膚組織を採取し、組織染色(HE染色)を行った結果が報告されています。 HD-AD飼料を与えたマウス

乾燥肌モデルマウスを用いた皮膚機能改善効果の検討(2)

乾燥肌モデルマウスを用いた皮膚機能改善効果の検討(2)

特定の飼料(HD-AD)を与え、乾燥肌(アトピー性皮膚炎様症状)を発症させたマウスと、パイナップルセラミドを同時に与え、乾燥肌の発症を抑えたマウスの背部皮膚のバリア機能について評価した結果が

乾燥肌モデルマウスを用いた皮膚機能改善効果の検討(1)

乾燥肌モデルマウスを用いた皮膚機能改善効果の検討(1)

乾燥肌モデルマウスを用いたパイナップルセラミドの皮膚機能改善効果の検討結果が報告されています。 特定の飼料(HD-AD)を与えることで乾燥肌(アトピー性皮膚炎様症状)を発症するマウスにパイナ

疑似腸管炎症モデルを用いた皮膚機能改善作用の検討

疑似腸管炎症モデルを用いた皮膚機能改善作用の検討

パイナップルセラミドの肌に対する機能性を示す研究結果が多く得られていますが、摂取されたパイナップルセラミドの消化管での吸収や、体内動態については未知の部分が多く残っています。 疑似腸管モデル