接触性皮膚炎モデルマウスを用いた研究の結果から、グルコシルセラミドの摂取により炎症性サイトカインの生成を抑制することができると考えられます。 このことは皮膚炎の症状緩和のみならず、サイトカイ
● 接触性皮膚炎のモデルマウスを用いた研究 オキザゾロンを耳に塗布したモデルマウスにグルコシルセラミドを経口摂取させたところ、炎症部の肥厚化や水分含有量の低下、リンパ節重量の増加、肥満細胞
植物由来のグルコシルセラミドが吸収されにくいという研究報告があるなか、グルコシルセラミドがもたらす生理効果も多数報告されています。 植物由来のグルコシルセラミドは、皮膚の保湿やバリア機能の向
食事成分としてのグルコシルセラミドの有用性は様々な研究から示唆されていますが、実際には食事成分として摂取したグルコシルセラミドは消化管ではほとんど吸収されないという研究報告もあります。 これ
食事成分として摂取されたスフィンゴ脂質が様々な生理活性を持つことが多くの研究から報告されています。 植物性のスフィンゴイド脂質であるグルコシルセラミドには動物性のものに比べ種類も多く、その有
ここまで、植物由来グルコシルセラミドの経口摂取による機能性の検討がされてきました。 グルコシルセラミドの代謝産物であるスフィンゴイド塩基が小腸または大腸にて吸収、作用することで肌の保湿効果、
動物を使用した(in vivo)研究で、グルコシルセラミド配合飼料による大腸線種の発生抑制効果が報告されたことから、動物生体内での代謝状態の確認も行われています。 グルコシルセラミド配合飼料
スフィンゴイド塩基の大腸ガン予防効果についてin vitro(細胞を使用した)研究結果が報告されていますが、in vivo(動物を使用した)研究も実施されています。 大腸線種(ACF)誘発モ
グルコシルセラミドの代謝産物であるスフィンゴイド塩基の大腸ガン予防効果の研究が進められています。 スフィンゴイド塩基がガン細胞の細胞死(アポトーシス)を誘導する作用が既に報告されていますが、
スフィンゴイド塩基ががん細胞のアポトーシス(自然死)を誘発させる仕組みについても研究が進んでいます。 がん細胞にスフィンゴイド塩基を作用させている実験系にカスパーゼ酵素の働きを阻害する薬品を